1992-02-27 第123回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号
次に、水島臨海工業地帯にある川崎製鉄水島製鉄所を訪問いたしました。 水島製鉄所は、世界の年間鉄鋼生産量の約一%に当たる七百万トンないし八百万トンを生産しておりますが、これに要するエネルギーは、石油換算で、我が国が消費するすべてのエネルギーの約一%、約三百五十万トンとのことであります。
次に、水島臨海工業地帯にある川崎製鉄水島製鉄所を訪問いたしました。 水島製鉄所は、世界の年間鉄鋼生産量の約一%に当たる七百万トンないし八百万トンを生産しておりますが、これに要するエネルギーは、石油換算で、我が国が消費するすべてのエネルギーの約一%、約三百五十万トンとのことであります。
調査の日程を申し上げますと、広島通商産業局、広島県、岡山県及び倉敷市の各当局からそれぞれ管内の産業経済の概況説明を伺い、中国地方経済団体連合会及び広島商工会議所の幹部の方々と懇談を行うとともに、東洋工業、三菱石油水島製油所、川崎製鐵水島製鉄所、さらに地場産業として広島県熊野町の筆製造業及び岡山県の花むしろ製造業の実情を視察いたしました。
私の住んでおるところも、日本鋼管福山工場あたりでも、これは二十一人、昨年の暮れごろ、ほとんど下請ばかり死んでおると、そういうような、しかも新日鉄は合併してからどうですか、非常に災害がふえた、特に下請の災害が非常に多いということを新聞等で見まして、私は心配しておるわけでございますけれども、それで実際に、たとえば川鉄の水島製鉄所とか、日本鋼管の福山とか、あるいは新日鉄八幡製鉄所とか、そういうところの親企業
○政府委員(岡部實夫君) いま御指摘のございました川鉄の水島製鉄所の場合には、度数率親企業が三・一四、下請が八・九三、強度率親企業一・六二、下請三・四〇。日本鋼管の福山の場合には、親企業度数率〇・八八に対しまして下請が四・七四、強度率は〇・七二に対しまして一・六〇。
したがって、両製鉄の合併については別に意に介していない」と言っており、それを裏づけるように、水島製鉄所は、年間粗鋼ベースで八百ないし一千万トンの生産体制を目指し、一工場ユニットとしては世界でも有数の近代的な製鉄所の青写真を描いております。もちろん、川崎製鉄自身、他社との合併の意思など全くないとのことで、むしろ八幡、富士両製鉄の合併に対し、強い競争心を燃やしていることが印象づけられました。
水島製鉄所はただいま二百万トンやっております。来年のいまごろには四百万トンぐらいになると思います。これをもう一段と大きくしまして八百万トンぐらいに持っていきたい。これば八幡、富士の合併したメリットが出てくるまでにそういうふうに持っていきたいと思っております。この千葉と水島と二つでもって対抗していきたい。私は負けないつもりでおります。
その他、岡山県下においては、水島地区の川崎製鉄水島製鉄所、日本鉱業水島製油所、中国電力水島火力発電所を訪れ、それぞれの公害防止対策状況等を視察いたしました。新産都市として発展途上にある水島臨海工業地帯の若々しい息吹きともいわれるものにある程度感嘆するとともに、今後の公害防止対策の重要さが認識されました。特に、完成後は世界一の規模となるといわれる川崎製鉄の敷地の広大さと諸設備に注目いたしました。